エステサロンに通っていると、エステティシャンから「食事のバランスも大切ですよ」と声をかけられることがあります。その中でよく話題になる栄養素のひとつがミネラルです。本記事では、ミネラルの基本的な働き、不足しやすいミネラル、毎日の食事でバランスよくとるコツを紹介します。
ミネラルとは
ミネラルは、体の組織をつくったり、体の調子を整えたりする無機質の栄養素です。たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミンとあわせて「五大栄養素」と呼ばれます。体内でつくることができないため、食事からとる必要があります。
主なミネラルと一般的な働き
| ミネラル | 一般的な働き | 多く含む食品の例 |
|---|---|---|
| カルシウム | 骨や歯をつくる | 乳製品、小魚、大豆製品、青菜 |
| 鉄 | 血液中で酸素を運ぶ | 赤身の肉、レバー、あさり、ほうれん草 |
| マグネシウム | 骨の形成や、体内の多くの酵素の働きにかかわる | 海藻、ナッツ、大豆製品、玄米 |
| 亜鉛 | たんぱく質の合成や、味覚を正常に保つことにかかわる | 牡蠣、牛肉、卵 |
| カリウム | 体の水分バランスを保ち、ナトリウムの排出にかかわる | 野菜、果物、いも類 |
エステティシャンが食事の話をする理由
エステの施術は、毎日の生活習慣と切り離して考えることはできません。睡眠や運動とあわせて、食事のバランスを整えることは、健やかな毎日の基本です。エステティシャンが食事の話をするのは、施術の時間だけでなく、普段の過ごし方も一緒に見直すきっかけにしてほしいからです。
なお、特定のミネラルをとれば施術の結果が変わる、体重が減るといったものではありません。食事はあくまでバランスが大切です。
不足しやすいミネラル
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」や国民健康・栄養調査では、カルシウムや鉄が不足しがちな栄養素として挙げられています。特に、月経のある女性は鉄が不足しやすいとされています。一方、ナトリウム(食塩)はとりすぎの傾向があるため、減らすことが勧められています。
食事でバランスよくとるコツ
- いろいろな食品を組み合わせる:野菜、海藻、魚、肉、豆類、乳製品などを偏りなく食べる
- 主食・主菜・副菜をそろえる:1食の中でそろえると、栄養のバランスがとりやすくなる
- 鉄はビタミンCと一緒に:野菜や果物と組み合わせると、鉄の吸収を助ける
- 塩分は控えめに:加工食品や外食が続くときは、汁物や味付けで調整する
サプリメントを使う場合は、とりすぎにも注意が必要です。持病がある方や薬を飲んでいる方、妊娠中の方は、医師や薬剤師に相談してください。
まとめ
ミネラルは、骨や血液をつくり、体の調子を整える大切な栄養素です。特定の成分だけに頼るのではなく、いろいろな食品をバランスよく食べることが基本です。エステに通うときは、施術とあわせて毎日の食事や睡眠も見直してみましょう。