近年、美容医療の進歩により、切らずにリフトアップを実現する施術が多く増えています。切開手術に比べてダウンタイムが少なく、手軽に受けられることから人気を博していますが、果たしてその効果はどのくらい持続するのでしょうか？今回は「切らないリフトアップ」の中から7つの方法を紹介し、その効果を徹底解説します。
切らないリフトアップとは
切らないリフトアップは、主に針やレーザー、注入治療などを用いて行われる施術で、手術に伴う切開がないためダウンタイムが短いのが特徴です。このリフトアップ法は、年齢による肌の変化を抑えるために有効です。しかし、効果の持続期間は施術方法によって異なり、一部の施術は数ヶ月から1年程度の効果しか持続しない場合もあります。
切らないリフトアップの方法7つ
1. スレッドリフト
スレッドリフトは、溶ける糸を皮膚に埋め込むことで引き上げ効果を得る方法です。治療は10～40分ほどで済み、効果は半年から1年程度持続します。コラーゲン生成を促進する効果もあるため、リフトアップ後も肌のハリを維持する助けになります。
2. サーマクール
高周波(RF)エネルギーを用いて皮膚の真皮層を引き締める施術です。施術は30～45分で、効果は半年から1年持続します。痛みが軽減された新型のサーマクールFLXも人気で、効果のある引き締めが期待できます。
3. ウルセラ
ウルセラは高密度焦点式超音波(HIFU)を使用した施術で、皮膚の奥深くに熱エネルギーを集中させることでリフトアップ効果を得られます。効果は半年から1年ほど持続し、麻酔なしで行えるためダウンタイムもほぼありません。
4. トリニティプラス
この施術は、美肌治療、タルミ治療、シワ治療が同時に行える複合的な治療です。施術時間は約1時間で、効果は持続的に期待できるため、一度の治療で複数の効果が得られます。
5. ボトックスリフト
顔の筋肉を引き締めるボトックスのリフトバージョンです。自然なエイジングケアを目指す方に最適で、効果は平均して3～6ヶ月持続します。注射後すぐに効果を実感できるため、忙しい方におすすめです。
6. ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸を用いて顔のボリュームを補充する方法です。効果は9ヶ月から1年ほど持続し、顔に立体感を与えます。種類によって持続期間が異なるため、自分の目的に応じた製品を選ぶことが大切です。
7. マッサージピールPRX-T33
このピーリングは表皮を剥離せず、真皮層を刺激してコラーゲン生成を促す施術です。持続期間は約1～2ヶ月で、価格もリーズナブルなので定期的なメンテナンスに適しています。
効果持続の仕組みとポイント
切らないリフトアップの効果が持続する要因は、コラーゲン生成にあります。施術後は肌の再生が進み、特にスレッドリフトやサーマクールではその効果が顕著に表れます。また、定期的にメンテナンスを行うことで肌の状態を維持しやすくなります。
どの施術が自分に合っているのか？
施術の選択は、年齢、肌質、希望する効果によって変わるため、自分に合った方法を見つけることが重要です。初めてリフトアップを考えている方は、専門の医師に相談するのが賢明です。
まとめ
切らないリフトアップは多くの選択肢を提供しており、ダウンタイムが少ないことから、忙しい現代女性にも適した方法です。その効果は一概に「半永久的」とは言えませんが、定期的なメンテナンスや自分に合った施術を選ぶことで、長く美しい肌を保つことができるでしょう。
さらに、施術後のケアを怠らないことも大切です。エステサロンでの定期的なケアや、ホームケア化粧品の使用も推奨されます。自分に合ったケアを続けることで、さらに肌の若々しさを保つことができるでしょう。
